化学消防ポンプ自動車U型

U型化学車は登録台数も一番多く、もっともポピュラーな車両です。通常、1,300Lの水槽と500Lの薬液槽を装備し、危険物火災の他に、タンク車として一般火災にも十分に対応できるような装備になっています。5t級シャーシで製作されることが多く、最近では水T-A型水槽付消防ポンプ自動車と同等の性能を有するように、水槽を1,500Lに増槽する車が多くなっています。

愛川町消防本部愛川町消防署配備 シャーシ:日野KC-GD1JGB改 水槽:1,300L 薬液槽:500L(界面) ポンプ:A-2級(R3) FOGTEC:KFT-J-25/120 製作:1997年 日本機械工業

通常のポンプの他に後部にフォグテックという噴霧消火装置(エンジン、水槽別)を積載しており、野火火災や車両火災に威力を発揮します。

 

北部上北広域事務組合消防本部六ヶ所消防署配備 シャーシ:日野KC-FH2KHC改 ポンプ:A-2級(ME-5) 水槽:3,000L 薬液槽:500L(たん白) 製作:1996年 森田ポンプ

8t車シャーシの珍しいU型化学車です。水槽を3,000Lにし、一般火災にも充分対応できるようになっています。薬槽を大きいものにしても、ほとんど泡を出す事がないので、V型を導入するより上手な方法だと思います。(ただ、補助の問題がありますが、ここは石油貯蔵施設交付金が出るので問題なし(^^))油圧昇降装置付投光器を装備している他、ポンプ系統表示板など普通のU型化学車では見られない装置も装備されています。放口下のステップにゴム付の切り込みがあり、下のボックスからホースをつないでおけるように工夫がされていました。

Rescue119 Home page ©Takeshi Hosoda

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送