無線統制車

大災害の時に消防本部と通信するための機器を積載し、現場指揮本部として活躍する車両で、走る指令室といった車両です。

多重情報処理車





 

浜松市消防本部情報指令課配備 シャーシ:マツダU-WVL4B改 エンジン:SL 直4ディーゼル(3,455cc・77.23kW) 製作:1990年

マツダのパークウェイをベースの車両です。300MHz帯多重無線装置一台、消防波無線機3台、静止画像伝送装置1台、無線FAX1台、複写機1台、アンテナ用電動伸縮回転ポール1台、発動発電機1台等を装備しています。後部には対面座席があり、現場指揮本部としても使用できます。当時としては携帯電話もアナログ式の上、普及されておらず、現場から画像や書類を送るにはこんなに大掛かりな設備が必要でしたが、現在ではデジタル式携帯電話の普及や各種通信機器の小型軽量化によりトランク一つ分程度で済むようになっている事から、今後このような大型の車両が製作されることは少なくなっていくでしょう。

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