緑ヶ丘分署

所在地:相模原市緑が丘1-30-30

  ポンプ車

シャーシ:三菱KK-FK61HE改 ポンプ:A-2級(ND-2A) 製作:2002年 日本ドライケミカル

ファイター4t車ベースのCD−U型ポンプ車です。消防庁の定める災害対応特殊消防ポンプ自動車の規格で製作されており、ホースを30本以上積載できる構造にしてあるなど、緊急消防援助隊の災害派遣に対応した仕様となっています。ヤマハ製電動ホースレイヤーの積載や3連梯子の下にキャスターを2個取り付け、少人数での移動が可能にしてあるなど、省力化を図っています。

  高所救助車

  

シャーシ:イスズKC-NPR72LV改 ブーム最大伸長:15m デッキ最大積載量:700kg 製作:1998年 タダノ、野口ポンプ製作所

一般の看板設置工事などに使われる高所作業車を消防用に改造した車両で、いすゞエルフ3.5t級シャーシにタダノのスーパーデッキAT-150Sを架装しています。赤色灯の取り付け、デッキ下部の自衛噴霧装置の取り付けなどの消防的な改造は野口ポンプ製作所で行いました。デッキは360度回転する事ができ、また従来の梯子車や屈折梯子車では操作の難しかったデッキの水平、垂直移動がデッキ内のレバー1つで簡単に行えます。また、キャブ後部にはウィレン製キセノンフラッシュ灯を2灯、メタルハライドサーチライトを2灯装備しています。小型のため道路狭隘地区でも進入でき、一度に10人まで救出することができます。また、デッキが大型のため車椅子に乗ったままでも乗せる事ができます。デッキの後ろ1/3の部分は50cm下げる事もできます。市内全域の建物火災に出場しています。

  排煙高発泡車



 

 

シャーシ:日野KK-GD1JGD改 エンジン:J08C ポンプ:B-2級小型動力ポンプ積載(トーハツVC72PRO) 薬槽:300L 製作:2002年 野口ポンプ製作所

この車両は後部から大口径の送風管を延長し、泡による窒息消火、送排風による排煙を行う車両で、工場倉庫火災や、危険物火災、水による消火では水没してしまうような地下火災などで活躍します。PTO駆動の送風機を備え、風量調整はファンの回転数を2,000rpm/minに固定し、空気吸入口に設けられたシャッターを可変し調整しています。そのため、エンジン回転が一定であり、キャブ後部に設置された照明灯との同時使用も可能です。ファンの正逆転装置には、湿式多板電磁クラッチを使用しており、作動油がファンを作動させると高温になるため、キャブ後部に大型の空冷式オイルクーラーを備えています。発泡装置はPTO駆動のポンプは積載していないため、他隊からの中継や積載している可搬ポンプによって送水し、車載のラインポロポーショナーにより泡混合します。発泡装置は可搬式で、必要時のみ送風管の途中に挟み発泡するので、先端付近で発泡する事ができ、送風管が泡で汚れないので撤収も容易です。照明装置はPTO駆動の発電機と油圧式昇降装置付湘南工作所製MS-604型投光器(メタルハライドランプ600W×4)と手動昇降装置付150Wメタルハライドランプを装備しています。この他に5mの送風管を10本、薬液積載用の電動ポンプ(160L/min)、油圧式手動救助器具を積載しています。緑が丘消防小隊が乗り換え運用しており、災害時にはポンプ車とペアで出場します。

  災害対応特殊救急車



シャーシ:トヨタTC-VCH38S-QFSRK 製作:2003年 トヨタテクノクラフト

トヨタのハイメディックで、緊急消防援助隊用に4輪駆動になっています。半自動式除細動器や輸液ポンプなどの高度救命資材を積載しています。外観上の装備はバンパー上にキセノンフラッシュ警告灯、ボンネット上に「救急」の反転文字、リアバックアイカメラっを装備しています。

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