小型動力ポンプ積載車

小型のトラックに小型動力ポンプ(可搬ポンプ)を積んだ車両です。消防団に多く配備されていますが、消防署でも、道路狭隘地区対策用や林野火災用、震災用として配備しているところもあります。シャーシも軽自動車ベースから3tトラックベースの車両まで様々で、製作メーカーも消防ポンプメーカーだけでなく、地元の自動車工場や鉄工所で製作されるケースも多くなっています。

御坊市消防本部御坊市消防署配備 シャーシ:トヨタKG-LY162改 ポンプ:B-3級小型動力ポンプ積載(トーハツV58A) 製作:2000年 中筋オートボデー

1t級4WDシャーシをベースの車両です。小型動力ポンプのほかに資機材を積めるようボックスが多く設けられているのが特徴です。

南渡島消防事務組合消防本部七飯消防団第七分団配備 シャーシ:三菱KG-FD50AB改 エンジン:4M40直4ディーゼル(2,835c・ 69.14kW) ポンプ:B-2級(トーハツV68AM) 製作:1999年 北海道森田ポンプ

1.5t級キャンターガッツフルタイム4WDベースの車両です。オールシャッター型で小型動力ポンプは後部シャッター内に積載されています。左右のシャッターにはホースや林野火災用のジェットシューター等が積載されています。ポンプは外部からの起動、圧力制御が可能です。かなりお金をかけて作られた車のようで、メッキパーツ、キセノンフラッシュ補助灯、バックアイカメラ、オートマチックトランスミッションという羨ましい装備です。

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